午前4時のベースキャンプでは
吐く息も白く凍り付いていく
ヒマラヤに暁光が射しこみ
2人はさらに高みを目指し登山を続ける
そこは誰も辿りついたことのないところ
頂まであと少しだ
ヒマラヤ、それは太古から続く憧憬
高みにあるのは何者にも侵されぬ自由
ヒマラヤに潜むのは心奪われるほどの荒々しさ
そう、夜闇と吹雪との死闘
ヒマラヤを支配するものは孤独と自由
ヒマラヤの恐怖に打ち克つ者だけが
天に最も近い場所に足を踏み入れることができるのだ
頂を目指す者たちよ
その胸が張り裂けそうなほどの憧れに見合うものは
果たして見つかるだろうか
風を押しのけてひたすら高みを目指していく
眩しい白の世界に目もつぶれんばかりになりながら
しかし目まぐるしく変わる天候が嵐をもって襲い掛かる
引き返す者もいる
登り続ける者もいる
山々のみがこれまでと変わらずそこにあり続ける
ヒマラヤ、それは太古から続く憧憬
高みにあるのは何者にも侵されぬ自由
ヒマラヤに潜むのは心奪われるほどの荒々しさ
そう、夜闇と吹雪との死闘
ヒマラヤを支配するものは孤独と自由
ヒマラヤの恐怖に打ち克つ者だけが
天に最も近い場所に足を踏み入れることができるのだ
ヒマラヤ ヒマラヤ ヒマラヤ ヒマラヤ