(邦題)砂漠の国サハラ

蹄で熱砂を蹴立てながら
ベルベル人たちが乾きの地を駆け抜けていく
オアシスがからからに干上がってしまったんだ
命の水はいったいどこにあるのだろう?


サハラ サハラ サハラ
石と砂ばかりの灼熱の地
サハラ サハラ サハラ
おお、なんという焦熱の大地
(おお、サハラ)


吹き荒れる砂嵐が昼の酷暑と眩しさを奪ってゆく
ベドウィンのテントに嵐が唸り吹きつけてくる
そして砂漠にはあるはずもない樹が生い茂る
それはファタ・モルガーナ、ただの幻にすぎない


サハラ サハラ サハラ
石と砂ばかりの灼熱の地
サハラ サハラ サハラ
おお、なんという焦熱の大地
(おお、サハラ)


静寂に包まれた澄み渡る夜空は
心地よい眠りをもたらしてくれる
月が昇り、はるかに南十字星を見渡せる
あたかも天と地が互いに近づいてゆくかのよう


美しい夢の中に遊んでいると
いつしか暁光が射してくる
あの容赦の無い酷暑がやってくる…


サハラ サハラ サハラ
石と砂ばかりの灼熱の地
サハラ サハラ サハラ
おお、なんという焦熱の大地
(おお、サハラ)


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