ミゲール、貴方が無事でありますように

輝かしい戦いを明日に控え
彼のことをとても愛していたのに
彼女は何も話さなかった
彼が死んでしまって
彼女のもとに帰ってくることは
二度とないのではないかと
不安と虚無に心を苛まれていた

ぐっすり眠っている彼の傍らで
輝く星々を見上げながら
夜明け前、彼を起こさぬように
静かにその顔にくちづけた

どうかあなたの身に何事も起こりませんように、ミゲール
頼れる人はあなただけ
夜が明けたら
あなたはわたしを独りぼっちにしてしまう
どうかあなたの身に何事も起こりませんように、ミゲール
もしあなたがいなくなってしまったら
わたしの生きる理由は無くなってしまう
あなたと一緒だからこそ
素敵な人生を歩んでいけるのだから

彼女は押し黙ったまま、暁の光を待っていた
愛する人に忍び寄る災いの気配に不安になりながら
彼が目を覚ましたとき、彼女はにこやかに微笑ってみせた
溢れ出そうになる涙を押し隠して

どうかあなたの身に何事も起こりませんように、ミゲール
頼れる人はあなただけ
夜が明けたら
あなたはわたしを独りぼっちにしてしまう
どうかあなたの身に何事も起こりませんように、ミゲール
もしあなたがいなくなったら
太陽だって温もりを甦らせることが出来ないほどに
わたしの愛は凍り付いてしまうでしょう
わたしの生きる理由はなくなってしまう
あなたと一緒だからこそ
素敵な人生を歩んでいけるのだから

どうかあなたの身に何事も起こりませんように、ミゲール
頼れる人はあなただけ
お願いだから戻ってきて
もしあなたが死んでしまったら
わたしの愛もその瞬間に息絶えてしまうでしょう
わたしの生きる理由はなくなってしまう
あなたと一緒だからこそ
素敵な人生を歩んでいけるのだから



(ドイツ語歌詞をカタカナに起こしたもの)

ホイト イスト ディ ナハト フォァ デム グローセン ターク
ズィ リープト イーン ゾー ドホ ズィ ハット ニヒツ ゲザークト
ニヒツ フォン デァ アンクスト ディ イァ ヘァツ ツェァフリースト
ダス エァ シュティァプト ウント ニー メァ バイ イァ イスト

イェツト シュレーフト エァ ティーフ ズィ リークト ネーベン イーム
ズィ シャウト ヒナウフ ヴォ ディ シュテァネ フェァグリューン
バルト ヴィァト エス ターク ドホ ズィ ヴェクト イーン ニヒト
ウント ズィ キュスト ヌァ ガンツ ザンフト ザイン ゲズィヒト

ディァ ダルフ ニヒツ ゲシェーン ミゲール
イヒ ハーベ ドホ ヌァ ディヒ
ウント デァ モァゲン コムト ゾー シュネル
ウント ダン フェァレスト ドゥ ミヒ
ディァ ダルフ ニヒツ ゲシェーン ミゲール
デン ヴェン イヒ ディヒ フェァリーァ
ヴィァト ミヒ ニヒツ ハルテン
イン ディーゼム レーベン
デン エス イスト シェーン ヌァ ミット ディァ

ズィ ヴァルテット シュトゥム アウフ ダス モァゲンロート
シュピュァト ディ ゲファー ディ デァ リーベ ホイト ドロート
ヴェン エァ エァヴァハト ヴィァト ズィ フレーリヒ ザイン
デン エァ ゾル ニーマルス ゼーン ダス ズィ ヴァイント

ディァ ダルフ ニヒツ ゲシェーン ミゲール
イヒ ハーベ ドホ ヌァ ディヒ
ウント デァ モァゲン コムト ゾー シュネル
ウント ダン フェァレスト ドゥ ミヒ
ディァ ダルフ ニヒツ ゲシェーン ミゲール
デン ヴェン イヒ ディヒ フェァリーァ
ヴィァト アウホ ディ ゾンネ ミヒ ニヒト メァ ヴェァメン
ウント マイネ リーベ エァフリーァト
ヴィァト ミヒ ニヒツ ハルテン
イン ディーゼム レーベン
デン エス イスト シェーン ヌァ ミット ディァ

ディァ ダルフ ニヒツ ゲシェーン ミゲール
イヒ ハーベ ドホ ヌァ ディヒ
ビッテ コム ヴィーダー
デン ヴェン ドゥ フォァト ブライプスト
ダン シュティァプト ディ リーベ イン ミァ
ミヒ ヴィァト ニヒツ ハルテン
イン ディーゼム レーベン
デン エス イスト シェーン ヌァ ミット ディァ



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