マリア・マダレーナに捧げる一輪の薔薇

マリア・マダレーナに捧げる一輪の薔薇
彼女に薔薇を
自らのためでなく、人のために尽くした彼女に
マリア・マダレーナに捧げる一輪の薔薇
彼女の愛と力のため
ひとりぽっちの彼女への贈り物

彼女はおおよそ60歳、髪には白髪がまじっていた
彼女は子供たちから信頼されていた
ストリート・チルドレンと夜に舞い降りる天使
神様を嘲い、闘うために生まれてきたような子供たち

彼女は分かっていた、言葉は十二分に役立つものではないと
通りは憎しみと欺きに満ち満ちていた
あまり多くのことは出来ないと彼女は知っていた
それでも誰かを助けること、それは彼女にとって意義あることだった

マリア・マダレーナに捧げる一輪の薔薇
彼女に薔薇を
自らのためでなく、人のために尽くした彼女に
マリア・マダレーナに捧げる一輪の薔薇
彼女の愛と力のため
ひとりぽっちの彼女への贈り物

少年が彼女に駆け寄ってきた
その眼を見た彼女は全てを悟った
たとえ何が起こっても、彼を早くここから逃がさねばならないと
彼女は少年をわが家へ匿った

少年は1週間そこで暮らした
彼女は少年がただの物盗りなどではないと気づいていた
そう、彼は出て行くときに感謝のしるしに一輪の薔薇の花を彼女に贈ったのだから
それきり彼は戻ってこなかった

マリア・マダレーナに捧げる一輪の薔薇
彼女に薔薇を
自らのためでなく、人のために尽くした彼女に

マリア・マダレーナに捧げる一輪の薔薇
彼女の愛と力のため
ひとりぽっちの彼女への贈り物



(ドイツ語歌詞をカタカナに起こしたもの)

アイネ ローゼ フュァ マリア・マダレーナ
アイネ ローゼ フュァ ズィ
ディ アン ズィヒ ニーマルス デンクト
アイネ ローゼ フュァ マリア・マダレーナ
フュァ ディ リーベ ウント クラフト
ディ ズィ アレン ディ アインザム ズィント シェンクト

ズィ ヴァ ファスト ゼヒツィヒ イァ ハーァ ヴァ ショーン グラウ
ウント ツー イァ ハッテン ディ キンダー フェァトラウン
ディ キンダー デァ シュトラーセ ウント エンゲル デァ ナハト
フュァス ケムプフェン ゲボーレン フォム ヒメル フェァラハト

ズィ ハット ゲレァント ヴォルテ ズィント ニヒト ゲヌーク
イン ディーゼン シュトラーセン フォル ハス ウント ベトルーク
ズィ コント ニヒト フィール トゥン ダス ヴステ ズィ ショーン
ドホ ヒルフト エス ヌァ アイネム ダン ハット ズィヒス ゲローント

アイネ ローゼ フュァ マリア・マダレーナ
アイネ ローゼ フュァ ズィ
ディ アン ズィヒ ニーマルス デンクト
アイネ ローゼ フュァ マリア・マダレーナ
フュァ ディ リーベ ウント クラフト
ディ ズィ アレン ディ アインザム ズィント シェンクト

アイナー デァ ランテ ゲナウ アウフ ズィ ツー
ズィ ザー ディ アウゲン ウント ヴステ ゲヌーク
ヴァス アウホ ゲシャー エァ ムス シュネル フォン ヒーァ フォルト
ズィ ナーム イーン ナハ ハウゼ フェァシュテッケ イーン ドルト

ウント イン デン ヴォッヘン ディ エァ バイ イァ ブリープ
ハット ズィ ゲメァクト エァ イスト ニヒト ヌァ アイン ディープ
デン アルス エァ フォルトギング ダー シェンクテ エァ イァ
アルス ダンク アイネ ローゼ ズィ ザー イーン ニー メァ

アイネ ローゼ フュァ マリア・マダレーナ
アイネ ローゼ フュァ ズィ
ディ アン ズィヒ ニーマルス デンクト

ウナ ロサ ポル マリア・マダレーナ
フュァ ディ リーベ ウント クラフト
ディ ズィ アレン ディ アインザム ズィント シェンクト



もどる