フ・ハ・フ・ハ・フ・ハ・カザチョク!
とうとう父親は息子を呼びつけた
モンゴル人の長はしかめっ面してわが子を怒鳴りつける
(いったいいつの話?)
『この出来損ないのバカ息子め、おまえに私の後を継がせてなるものか!』
(こりゃひどい!)
かんかんになって父親はがなりたてる
『まだ世界の半分が目の前にそびえたっていることをお前はわかってるのか!?』
(なんて広い!)
『戦をやるには若すぎるなどとぬかしてドラムを叩いてばかりとは…!』
俺は筋金入りのロッカーだもの
なあ親父、好きなようにさせてくれよ!
そうさ、俺はロックンローラーだからね
歌おうぜ yeah,yeah,yeah,yeah!
彼の刻む最高のビート
とっても素敵な息子だわ!
(とんでもない恥さらしだ!)
そうさ、俺はジンギスカンのRockin‘Sonなんだからな
フ・ハ・フ・ハ・フ・ハ・カザチョク!
あいつは大した戦士なんかじゃない、頭の中は女のことでいっぱいさ
戦いなんててんでつまらないとまで言ってるよ
(なんだって?)
そう、あいつは…冗談だったらいいのに…リンゴ・スターみたいになるんだと決めてるんだ
父親はびっくりして聞き返す
『いったい誰だ?』とね
(リンゴ・スター?)
戦に出ればいつも二番手
父親は恥ずかしいの腹が立つので顔が真っ青
(なんてことだ!)
息子ときたらこうだ
『いいから俺の話を聞けよ、今夜にでもあんたたちに俺のテクをぜんぶ見せてやるぜ』
俺は筋金入りのロッカーだもの
なあ親父、好きなようにさせてくれよ!
そうさ、俺はロックンローラーだからね
歌おうぜ yeah,yeah,yeah,yeah!
彼の刻む最高のビート
とっても素敵な息子だわ!
(とんでもない恥さらしだ!)
そうさ、俺はジンギスカンのRockin‘Sonなんだからな
さあ親父、見てくれよ!
カッコいいでしょ?
とってもステキよ!
いい声してるじゃない?
Oooohhhhh!
ロックンロール!
カザチョク!
ロックンロール!
カザチョク!
ああ、お前は筋金入りのロッカー
私の一番気に入りの子
お前は根っからのロックンローラー
楽しそうに歌ってるじゃないか yeah,yeah,yeah,yeah!
彼の刻む最高のビート
とってもステキな息子だわ!
(恥さらしなんかじゃない!)
そうさ、俺はジンギスカンのRockin‘Sonなんだからな
フ・ハ・フ・ハ・フ・ハ・ロックンロール!
※カザチョク!はコサックダンスのことを指していると思われます。モンゴル人なのにコサック?
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