フィリップ豪胆公(le Hardi/ル・アルディ)


1342~1404
(1363~1404…ブルゴーニュ公およびブルグント伯・フランドル伯・シャロレ伯)




フランス王国の王子として生まれ、唯一父親の元を離れずに戦ったことから『ブルゴーニュ公領』を賜る。
『豪胆公』という綽名もここから来ているようだ。
フランドル女伯マルグリットと結婚したことでフィリップは更にフランドル地方もゲットした!

調子に乗ったフィリップはついでに幼少の甥(フランス王シャルル6世)の摂政もやる!
甥っ子が発狂しても無問題!
王の縁戚という立場をフル活用して、フランス第一の家臣として発言力を強めちゃうよ!
出しゃばりすぎてオルレアン家との諍いが起こり始めちゃったけど(゚ε゚)キニシナイ!

と調子に乗りまくっていたが、寄る年波には勝てなかったフィリップ。
病床に倒れたフィリップは枕元に息子・ジャンを呼び寄せた。


( `・ω・)『何?』
( 'ω`)『…おお、来たか。ジャン、とりあえずおまえに言っておきたいことがある。
      「あくまでフランスの臣として慎重に行動する」ようにな。
      オルレアン家との諍いにこれ以上深入りしちゃいかんぞ。わかったな?』
( `・ω・)『…あぁ、程々に気をつけとくよ』
( 'ω`)ノシ『わしは一足先に天国へ行くが、草葉の陰でお前を見守ってるからな!』


こうしてフィリップ豪胆公は亡くなり、息子のジャンが家督を相続した。
さて、父親の遺言をジャンが守っていたら暗殺なんてされないわけで…
(ジャン無畏公に続く)