それはあまりにも突然の、マﾉﾚグリットにとっては世界の終焉とも思える夫の暴力であった。

(ﾟДﾟ,,)「おい、マﾉﾚゴ」
(|||ﾟーﾟ)「……………」

ギイはため息をついて、ベッドからのろのろと起き上がり着替え始めた。

(-д-,,)「いつまで拗ねてるつもりだ？」
(|||ﾟーﾟ)「……………」

マﾉﾚグリットは布団にくるまったまま、ギイに背を向けていた。

(ﾟДﾟ,,)「あのな、拗ねるのもわからんでもないが…夫婦として当然のことをしたまでだｒ」
(|||ﾟーﾟ)「死ね！」

ギイの言葉が終わらぬうちに、マﾉﾚグリットは甲高い叫び声をあげて彼を罵った。
彼女の顔色は血の気が失せて真っ青になっていた。

(ﾟДﾟ,,；)「ｴ？」
(|||ﾟーﾟ)「死ね！氏ねじゃなくて死ね！！」

マﾉﾚグリットはそのビードロのような青い目からとめどなく涙を流しながら、ギイを罵った。

(ﾟДﾟ,,)「おい、ちょっと頭に血が昇りすぎてるんじゃないか？ともかく落ち着きたまえ」
(|||ﾟーﾟ)「こんな仕打ちをされて血が昇らないほうがどうかしてるわよ！！
　　　　　 わたくしだって、夫婦で何をするか、知らなかったわけじゃないわっ…
　　　　　 でも、こっ…こんな形で迎えたくなんてなかった！」

泣き叫びながら自分をなじってくるマﾉﾚゴに、ギイは言い返すことも忘れて目を白黒させていた。

(ﾟДﾟ,,；)「ｴ…ｱｯ……」
(|||ﾟーﾟ)「ここから今すぐ出て行って！そして城壁から飛び降りて、脳漿ぶちまけて死んできなさい！」

マﾉﾚグリットは枕を引っつかむと、ギイに力いっぱいそれを投げつけた。

；・；：・(ﾟДﾟ,,Σ□ミ⊂(ﾟーﾟ＃)

(ﾟДﾟ；（＃)「ちょっ、痛いってマﾉﾚゴ！」
(|||ﾟーﾟ)「うるさい！あなたの顔なんて見たくもないわ、わたくしの前から姿を消して！罪を償って死になさい！！」

普段大人しいマﾉﾚグリットの暴言と豹変にギイは困惑した様子で部屋を後にした。

(|||ﾟーﾟ)「……そうだわ。枕、取ってこなくっちゃ…」

マﾉﾚグリットはふらふらとした足取りで、先ほどギイに投げつけた枕を取りに行ってベッドの上に戻した。

(|||。。)「……………」

マﾉﾚグリットはベッドに身を投げ出して枕に顔を埋めた。
それから１週間というもの、彼女のか細い泣き声が部屋の前を通るたびに聴こえてきたのだった。



ページをめくる