ミゲール
手をとりあって、砂浜に寝転んでいたの
夜の闇は心地よく、あたたかくわたしたちを包んでいたわ
スペインに来てあなたと出会ったことで
忘れられない思い出ができたの

ミゲール、ミゲール
時が過ぎていくのはなんて早いの
わたしたちの愛が美しすぎるせいかしら
ミゲール、ミゲール
あなたはここから、また普段の暮らしに戻っていく
ねぇミゲール、ミゲール
わたしは今日ここを発たなくちゃいけないの

わたし、ここに来てから一度も時計を見なかったわ
どれだけ日にちが過ぎたのかさえ、数えたりなんかしなかったの
わたしだってわかってる
ここで過ごす時間が、どれだけ刻々と失われていくか

ミゲール、ミゲール
時が過ぎていくのはなんて早いの
わたしたちの愛が美しすぎるせいかしら
ミゲール、ミゲール
あなたはここから、また普段の暮らしに戻っていく
ねぇミゲール、ミゲール
わたしは今日ここを発たなくちゃいけないの

ミゲール、ミゲール
東の空が白んできたわ
どうして夜って明けてしまうのかしらね
ミゲール、ミゲール
あなたとここにいられて、わたしはとっても幸せだったわ
ああミゲール、ミゲール
わたし、きっともう一度あなたに会いに行くわ



もどる