はじめてきみを見かけたとき
二回目にきみを見かけたとき
きみはぼくをどういうふうに見ていたろう
その時とっさに本を開いたけれど
もう心の奥ふかくまで見とおされてたんだ
ああ、ぼくのことをもっと知ってほしいな
はじめて会ったときからわかってたんだ
きみが相手ではなんにも隠し通せないってね
きみが泣きたくなるようなときは
きっとぼくも同じ気持ちだろう
いとおしい、微笑んでいるきみに
もし泣きたくなるようなときがあれば
瞳を涙でいっぱいにするようなことがあったらね
ぼくのそばにおいで
座っていっしょに話そうよ
きみがまた夢を見ることができるように
きみが涙を流さなくてもいいような日が来るように
時間がもう遅すぎるというのなら眠ろうか
ぼくはひと晩じゅうだってきみのそばにいるよ
いとおしい、微笑んでいるきみに
もし泣きたくなるようなときがあれば
瞳を涙でいっぱいにするようなことがあったらね
もどる