ぼくは音を聴きたかったのに！
なにも聴こえなかったんだよ
いつか見た夢のなか
色んなものを目にしたことは覚えてるけど

そう、空を飛んでたんだ
真夜中に、木々の間をすり抜けて
夢うつつの寝ぼけまなこで
世界じゅうを駆け巡って探し回ってたよ

いつか見た夢のなかで
眠りに遮られた目ですべてを見ようとしたんだ
ぼんやりした頭で世界じゅうを知るなんて、できるわけがないのにね
気をつけなきゃ
逆にたくさんの目に見つめられてるんだ

ぼくはあちらに行きたかった
彼女の姿を見てみたかったから
目まぐるしく変わっていく景色の中を駆け巡る
彼女の顔を見たかったんだ

いつか見た夢のなかで
眠りに遮られた目ですべてを見ようとしたんだ
ぼんやりした頭で世界じゅうを知るなんて、できるわけがないのにね
気をつけなきゃ
逆にたくさんの目に見つめられてるんだ

いつか見た夢のなかで
眠りに遮られた目ですべてを見ようとしたんだ
（森を抜けていった、いつか見た夢のなかで）
ぼんやりした頭で世界じゅうを知るなんて、できるわけがないのにね
（森を抜けていった、いつか見た夢のなかで）
気をつけなきゃ
逆にたくさんの目に見つめられてるんだ



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