(邦題)ヒロシマ・モナムール(1stアルバム版)

それは全くの生まれたて、10フィートもある赤ん坊
彼らはそれを『リトル・ボーイ』と名付けていた
7つの炭素、5つの水素、6つの酸素と3つの窒素
彼らはそれをトリニトロトルエンとも名付けていた

太陽をかすませる火の玉
それはもっとも残酷な死のかたちを約束した

ヒロシマ・モナムール
僕らはきみたちが唾を吐き捨て、また呪いの言葉を吐くのを
神様がお赦しくださいますようにと祈るばかり

太陽を辱める火の玉
大地に生きるものの影すら焼きつくす
雨は大地に渇きをもたらすために降りつける
干からびた人びとを砂漠のただ中に残して

戦争を終わらせるためのものだといわれていた
この爆弾を創り上げたことで、メシアに感謝を捧げた
そうして司祭も魔女も諸手を挙げて賛同したんだ
死こそが彼らを自由へと解き放つのだと考えて

太陽を辱める火の玉
大地に生きるものの影すら焼きつくす
雨は大地に渇きをもたらすために降りつける
干からびた人びとを砂漠のただ中に残して

ヒロシマ!





歌詞内で明確に言及はしていませんが原爆に関する歌で、戦勝国の立場から複雑な問題を捉えているようです。
ライヴ版(ライヴ・センテンス)の訳はこちら。歌詞を比べてみると少しずつニュアンスを違えている感じですね。



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